CONCEPT

CHOPSTICKS.JPはドメイン名であると同時にブランド名でもあります。
日本を代表する箸ではありませんが、その名の通り、パーツからすべて日本で作られています。

私たちの製品は、独創的なアイデアと優れた技術、そしてそれによって生み出される作品を愛することができる人達のためのものです。

そのデザインは最先端の加工技術を駆使して、素材である金属の美しさを引き出しています。そしてその品質は“最高のものを作る”という明確な意思がなければ達成できない水準にあります。

私たちの願いは永く使われるものを作り、それが永く愛されることです。
世代を超えて受け継がれるもの。
そういった想いをCHOPSTICKS.JPの製品に持っていただければ、私たちにとってこれ以上の喜びはありません。

MATERIAL

CHOPSTICKS.JPでは耐久性や安全性、加工性といった機能的な評価から、箸の素材にはステンレスを選びました。
オーステナイト系SUS304。これは一般的なカトラリー(ナイフ、フォークなど)によく使われるものと同じです。

美しい輝きはメッキなどではなく、ステンレスの表面をバフ研磨処理によって文字通り鏡のように仕上げたものです。
また、着色には光の干渉作用を利用した酸化発色という技術が採用されています。この技術は塗料や染料を使わず、ステンレスの酸化皮膜を利用するため、安全で精度にも影響を与えることがありません。

DESIGN

求められる機能が違えば、デザインも変わらなければなりません。

CHOPSTICKS.JPの製品は、箸本来の食事をする機能の他に、持ち運びの便利さや、永く使われることを考えてデザインされています。

本体は4つのパーツに分かれています。箸先であるシャフト、持ち手部分でありシャフトを収納するハンドル、シャフトとハンドルを繋ぐジョイントキャップ、ハンドル内の手入れを楽にするエンドキャップ。
これらは論理的に、バランス良くデザインされています。

直径約7ミリの同軸上に4つのパーツを納め、軽量化と堅牢さを両立させることはとても困難な作業です。いくつもの試作品が作られ、百分の一ミリ単位で調整されました。

シャフトは無着色の鏡面仕上げのみですが、それ以外のパーツは、それぞれ鏡面仕上げとつや消し仕上げ、無着色と酸化発色のブラックがあり、自由に組み合わせて選ぶことができます。
今後はパーツ単位での販売も行ない、パーツを換えることでモデルの変更もできるようになる予定です。

ACCURACY

CHOPSTICKS.JPの製品は精度に支えられています。

精度の厳格さはジョイントキャップに象徴されます。クリアランスが長すぎればシャフトをハンドルに押し付けることができず、短すぎればハンドルとの繋ぎ目に隙間が空いてしまいます。

高い精度を実現するため、普段は航空宇宙関連の精密部品などを加工しているマシニングセンタやNC旋盤で、無垢のステンレスからパーツが削り出されます。
その後、半導体部品などが磨かれている工場で、職人の手作業によって鏡面加工されますが、厳しい精度が求められる部分は、磨かずに削り出しのままにしています。

CHOPSTICKS.JPの製品は高い目標を掲げ、それをクリアした製品だけが出荷されます。

SALES AND PRODUCTION

CHOPSTICKS.JPの製品は当サイトでのみ注文を受け付けています。
店頭販売は行なっておらず、ショールームもありません。これは、コストの大半を製品そのものに集中させるためでもあります。

したがって、あなたの友人がCHOPSTICKS.JPの製品を持っている場合を除いて、製品を手に取って確かめることは出来ません。当サイトに掲載されている写真と仕様から、ご購入を判断してください。

CHOPSTICKS.JPの製品は、大量生産、大量消費を前提としたものではありません。少量のパーツの在庫はありますが、基本的には注文生産となっています。ご注文のタイミングやパーツの在庫、パートナー企業の繁忙によっては、発送までにお時間をいただく場合があります。あらかじめご了承ください。